高校２年生　SDGｓの講演会を実施しました。

高校２年生は、１１月１８日（水）５・６限目に、東海大学教養学部の岩本泰教授によるＳＤＧｓに関する講演会を聞きました。岩本先生は、はるばる湘南キャンパスから来ていただいたきましたが、お話の内容を関西人向けにアレンジしてくださったようです。

題して『なんやねん？！ＳＤＧｓ / ＳＤＧｓ なんでやねん！』

持続可能な社会に向けてみんなで取り組むべき共通の課題として国連で設定された１７の目標が、ＳＤＧｓです。その認知度は最近ぐんぐん上がっており、ＳＤＧｓという言葉やバッジはほとんどの生徒たちが知っていました。しかし、「それってホンマのＳＤＧｓなん？！」という“つっこみ”が大事だと教えてもらいました。ＳＤＧｓの本質とねらいを理解せず、うわべだけの活動になっていないか、“つっこみ”つまり“批判的思考力”を働かせながら物事を考えてほしいというお話がありました。

講演の後半には、事例学習として、岩本先生が大学生達と一緒に取り組んでおられるファッションを通した課題解決活動を紹介していただきました。身近な暮らし（衣・食・住）から考えて、ＳＤＧｓと自分にはどんなつながりがあるのか、そして今の自分には何ができるかについて考えて２時間の講演会を終えました。

今回の講演会を第１歩目として、高校２年生は今後ＳＤＧｓについて学んでいきます。社会課題に対する意識を高め、世の中の諸問題を“自分ごと”として考える。そしてその解決のために何らかの行動ができる人になってほしいと願っています。