高校人権教育行事を行いました。
2014.05.14
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5月14日、枚方市民会館において、前期人権教育行事を実施しました。
今年度のテーマは「障がい者問題」です。今回お迎えしたのは、佐野有美(さの・あみ)さん。
「先天性四肢欠損症」というハンディキャップを負って生まれ育ったという短い紹介ビデオのあと、
電動車イスにのって颯爽と登場した彼女は、舞台の上を右へ左へ自由自在にうごきまわり、
生徒たちにひとことひとこと、しっかりと伝わるように話しかけてくださいました。
年齢的にも生徒たちと近いということもあって、若い感覚で、中学や高校でのできごと、悩み、
そしてそれらを克服していったこと、そして、野球や水泳に挑戦したことなど、
「あきらめない心」の大切さを熱く語ってくださいました。
決して障がい者にかぎらず、だれでも持ちそうな心の悩みに生徒たちも引き込まれるように聴いていました。
生徒たちを登壇させて仰星におくるメッセージの色紙を書いてくださり、
生徒たちとの交流もさかんにおこなわれました。
メッセージのことばは「ありがとう。笑顔。支え合い。絆」でした。
質問コーナーでも生徒から活発にさまざまな質問がなされ、
講演終了後も、市民会館前で多くの生徒たちに囲まれて記念写真に応じて下さっていました。
「困っている人がいたら、手をさしのべる。みんなはもうできてます」と
心強いお誉めのことばもいただきました。