第4回「SPP講座」を実施しました。(於:サントリー天然水奥大山ブナの森工場)
2013.10.28
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10月25日(金)13時~15時まで、鳥取県のサントリー天然水奥大山ブナの森工場でSPP講座を実施しました。当日、台風27号の影響のため雨模様で、大山の風景を楽しむことができないのが唯一残念でした。工場は新しく、奥大山の標高700mの高原に立地し、素晴らしい環境でした。この環境のもとで作り出されているのが、「サントリー天然水奥大山」というペットボトルでした。
今回のテーマは『水に「おいしさ」というものがあるのか。安全な水、おいしい水をつくるための工夫』というもので、企業の立場に立った講義や工場見学をさせていただきました。おいしいナチュラルミネラルウオーター(奥大山の鉱水をろ過と加熱殺菌をしたもの)を作り出すための工夫を学びました。次に、水の「おいしさ」って何だろうかということを講義され、人の主観によるところの話や、軟水・硬水を飲み比べ、それぞれどのような場合に適しているのかを学びました。講座に参加した生徒たちは、大変興味深く話を聞いていました。
以下は、そのスケジュールです。
13:00 ~ 一般工場見学
・映像視聴
内容:山々に降った雨や雪がどのようにして天然水へと育まれていくのか
・通路にてパネル説明
内容:「サントリー奥大山の天然水」を育む自然環境、自然に磨かれるメカニズムに
ついて
・ 天然水の森について
・ 工場敷地内の多様性緑化について
・ 自然との共生について
・工程見学
製造ラインをガラス越しに見学
(途中、モニターにて視聴有)
・通路にてパネル説明
内容:商品における省資源活動について
工場における省資源活動について
・雪室見学
雪を貯蔵し、冷たいエネルギーを夏の空調や生産設備の冷却に利用する設備を見学
・試飲
「サントリー奥大山の天然水」(軟水)とVittel(硬水)の比較試飲
14:00 ~ 講義
テーマ:「安全な水ってどんな水?水のおいしさって何だろう。」
1.ミネラルウォーター基礎知識
2.サントリー天然水基礎知識
3.安全な水?おいしさ??
奥大山ブナの森工場に到着しました。 エントランスホールです。
本日のガイダンス (通路でのパネルで「サントリー奥大山の天然水」を育む自然環境説明を受けました。)
工場内を見学し説明を受けました。 雪室見学
雪を貯蔵し、冷たいエネルギーを夏の空調 「サントリー奥大山の天然水」(軟水)
や生産設備の冷却に利用する設備を見学 とVittel(硬水)の比較試飲しました。
しました。
比較試飲し、各々そのミネラルウォーターの評価をしました。
ここまで、大学、浄水場、企業と立場の異なるところで、講座を実施してきました。これらを学ぶことによって、水環境への理解を深めるとともに、生徒たちに身近な環境問題について考えるきっかけになればと思います。