枚方蔦屋書店探訪ツアーを実施しました!
2023.07.21
- 高校
7月21日(金)、高校生から希望者を募り、教員を含めた11名で枚方蔦屋書店の探訪ツアーに参加しました。文学コンシェルジュと絵本コンシェルジュの方にご案内いただきました。
初めに、書店の「コンシェルジュ」の仕事についての説明がありました。
コンシェルジュは日本語で「門番」や「案内人」という意味です。書店という「知の森」に迷い込んだ人々を案内し、その方の生活をよりよくするための媒体として、「本」を紹介してくれます。生徒たちは「知の森」の魅力に誘われ、コンシェルジュの方々のお話に聞き入っていました。
文学コンシェルジュの方は、高校生にオススメの文学作品のほか、枚方蔦屋書店のこだわりについてお話されました。書店のポップは、コンシェルジュがいないときに代わりを果たしてくれるものであり、ポップの有無で本の売れ行きが左右されるとおっしゃっていました。また、書店における本のレイアウトや導線など書店という空間づくりのこだわりについてお話されました。
絵本コンシェルジュの方は、子どもから大人まで楽しめる絵本の魅力を伝えてくださいました。ベストセラーの絵本は、何十年と読み継がれてきた作品が多く、どの世代の子どもの心にも響く普遍的なものが秘められています。また、絵本は一見子ども向けに思えますが、高校生の心にも大人の心にも響く作品もたくさんあり、絵本コンシェルジュによる絵本の読み聞かせに生徒も教員も心を奪われました。
最後には、コンシェルジュの方々からのお話を踏まえて、生徒と教員が選んだ本を一人一冊ずつ、紹介し合いました。また、コンシェルジュという仕事にたどり着いた道のりについてもお話くださり、生徒が自分の未来について考えるきっかけにもなりました。 コンシェルジュの方々との「知の森」の探訪は、生徒にとって貴重な機会になったことと思われます。