中等部「知的財産教育講演会」を行いました。
2012.10.06
- 中等部
毎年後期の総合学習の時間を利用して、知的財産教育を行っています。知的財産権の大切さを確認し、創造性とチャレンジ精神を養い、将来、社会で活躍できる起業家精神溢れる人材の育成を目指します。今日は、その第1回目の授業を「知的財産教育講演会」として行いました。
☆講師の先生
近畿経済産業局地域経済部 産業技術課特許室
室長補佐 大平 昌幸 氏
☆講演テーマ
「知的財産と知的財産権」
①知的財産 = 「人間の知恵」から生まれた財産
②知的財産権= 「人間の知恵」から生まれた財産を、
創作した人の権利として保護
新しい技術 = 発明(特許権)
物の構造など = 考案(実用新案権)
工業デザイン = 意匠(意匠権)
マーク = 商標(商標権)
小説・音楽・絵画 = 著作物(著作権)
<講演会の様子>
講師の先生には、実に67枚ものスライドを使用して、とてもわかりやすく
説明していただきました。最後に最も重要なのは、「知恵を生み出す思考を
身につけること。アイディアを出し、工夫して、失敗して、試行錯誤を繰り返し、
すばらしいものを作ってください!」とお話しがありました。この結果、生み
出されるものが知的財産になっていくということですね。
大平 正幸 先生、本日は貴重なお話しをありがとうございました。
講演終了後、感想文を書き、自分なりにおさらいしました。1年生には少し
難しいところもあったと思いますが、これからの授業の中で少しずつ理解
していくと思います。
<これから全ての学年で知的財産の授業が始まります。>
1年生 新しい文具を考える
2年生 新しいスイーツを考える
3年生 クラスのマークを考える