京都大学を訪問してきました!
2024.07.16
- 仰星の学び
- 学校生活
本校の英数特進コースの中学2年から高校2年までの生徒16名(希望者)を引率して京都大学に行きました。これは「国公立大学見学会」という毎年行っている行事です。昨年までは大阪大学や大阪公立大学の理系学部中心の見学を行っていましたが、今回初めて京都大学を訪問することができました。生徒たちは10:20分、京阪出町柳駅に集合し、みんなで京都大学に歩いていきました。訪問先は京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科インド洋研究センター長の藤倉達郎教授のところです。藤倉先生は「京都大学の研究は、『学術的意義』や『社会的意義』はもちろんですが、それよりも『おもしろい』と感じたことをやっているんですよ」とか、「好奇心が大切」など中学生や高校生にもわかりやすい言葉でメッセージを伝えてくれたので、生徒たちもリラックスした表情で話を聞くことができました。また、先生の研究拠点ネパールでの「先住民族タルー」のフィールドワークの話になるとますます興味を高めて聞いている様子でした。
その後、2人の大学院生の方々も、自分のフィールドワークの話をしてくれました。男性の方は京都大学時代に探検部に所属されていたようです。まさに地球がフィールドといった感じで「西表島とそのイノシシ猟」の話は、私自身が「猟師」に興味があるので、前のめりで聞いてしまいました。特に罠の話はおもしろかったですね。女性の方は、大阪大学時代にウルドゥー語(現在のパキスタンの言語です)を専攻しており、大学時代にパキスタンに留学したことがきっかけで、パキスタンの文化等に興味を持ち、現在も研究を続けているとのことです。話の途中、パキスタンの料理とお菓子を紹介するときには、我々全員にミスドのドーナツをご馳走までしてくれました! その後、キャンパス内にある資料館を見学したり、京大グッズを買ったり(私もノートをゲット!)。昼食は大学の食堂で食べました。 生徒たちにとっては「大学での学び」を肌で感じることができた貴重な経験になったと思います。