Gyosei日記[中等部]

2年、道徳の授業。

2022.10.14

今日は2年生の道徳の授業で、「不安な気持ちを整える」ということについて考えました。

まず、全員で『白いご飯を目指してー荻野公介』という教材を読みました。そこには、水泳のオリンピック選手である荻野さんが、大舞台になると重圧に耐えられず本来の力を出し切れないという悩みを抱えていたこと、そしてその理由を、気持ちの弱さを人にも自分にも隠し続けてきたことにあると分析し、それを克服していったことなどが書かれていました。

オリンピックに出場するような選手でさえ、不安から来る気持ちの乱れと向き合うことは難しかったということを知り、生徒たちも何か身近に感じることがあったのではないでしょうか。

教材を読んだ後は、自分がこれまで経験してきた不安な気持ちや弱い気持ちが出てくる場面や、そのような不安な気持ちが出てきたときにどう対処しているのかなどを話し合いました。そうすることで、他の人の弱い気持ちや不安な気持ちへの対処の仕方を知ることができ、今後の参考にできます。

誰しも不安な気持ちに押しつぶされそうになることがあります。皆さんも定期試験前ということで何かしらの不安を抱えている人もいるかもしれません。今日の道徳をきっかけに、「不安な気持ち」に対する対処法を新たにチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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