1 年生、キャリア教育講演会を行いました。
2024.10.31
中等部 1 年生のキャリア教育の導入として、誰もが知っている身近な企業(コストコホールセールジャパン株式会社)の取り組みを学びました。
内容は、①企業の歴史 ②企業の目標 ③日本とアメリカ違い ④食品ロス対策(S DGs への取り組み)⑤地域貢献 などについてお話をしていただきました。
コストコは、アメリカ生まれの大型会員制倉庫型店舗で、14の国と地域で890店舗以上を展開しており、世界で総勢31万人が働くグローバル企業です。現在日本では35店舗を保有しており、一番新しい店舗は今年滋賀県東近江にオープンしました。昨年夏には大阪門真店がオープンしています。ほとんどの生徒がコストコを利用した経験があり、そのため商品も良く知っていました。企業では働いてお金を稼ぐだけでなく、社会貢献や環境保護なども視野に入れながら、みんなが幸せになれるように考えて発展している様子がたくさん紹介されました。輸送に関わるエネルギーや環境問題の配慮した取り組み、商品の詰め方の工夫や容器のサイズの理由、使用後の段ボールのリサイクルのことなどがよくわかりました。また、賞味期限の切れた食品は動物の飼料にしていることも知り、生徒は興味を持ってお話を聞いていました。コストコのお菓子を景品としたクイズを行っていただき、大変盛り上がりました。みんな手に持ちきれないほど大好きなお菓子をいただき、とてもうれしそうでした。
今日の講演を聞いて、来年3月に行く「キッザニア甲子園」での職業体験にもたくさんの視点から取り組んでもらいたいと思います。本日多大なご協力をいただきましたコストコホールセールジャパン株式会社の皆様、誠にありがとうございました。