Gyosei日記[中等部]

1年生 キャリア教育(SDGsカードゲーム)を行いました。

2024.01.25

 今日は、1年生が5,6時間目にキャリア教育(SDGsについての講演とカードゲームのワークショップ)を行いました。(旅行会社:JTB様にご協力いただきました。)

 最初にSDGsとは何かということの説明に際して、「2040年には地球に住めなくなるかもしれない」というようなショッキングな話題が出ました。これからもずっと地球で住み続けるためには、持続可能な開発目標(SDGs)を達成していくことが求められます。講演では世界の経済状況のほか、同じアジアのマレーシアと日本との比較や、今後注目すべきことや考えなければならないことを示してもらえました。

 講演が終わると「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのカードゲーム「2030 SDGs」の説明がありました。国連で示されたSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。そして、実際にゲームを開始すると、生徒達は目標を達成するために、グループ内で一生懸命思考し、クラスの中で様々なタイプのトレードを行っていました。初めの内は目標達成によって得られる世界の状況が経済面の成長ばかりで、環境面や社会面の成長が見られなかったクラスも、時間が経つにつれ、ほとんどのグループが目標を達成することによって世界の状況もバランスよく成長させることができました。それぞれのグループが熱心に取り組み、休憩時間になっても休まず話し合う姿が見られました。

 SDGsは今、世界中で達成に向けて取り組まなければならないことであると同時に、個人ができることを一人一人が考えて行動することも大切です。レジ袋の有料化や飲み物のストローをプラスチックから紙に変えた取り組みは、最初は抵抗感があっても、時間が経てば人々は順応していきました。今日の講演やワークショップを通じて、みなさんのアイディアと行動次第で持続可能な開発目標(SDGs)を達成できる可能性があることに気づいてもらえれば良いと思います。

 最後になりましたが、本日講演およびワークショップをご準備いただきましたJTBの皆様、ありがとうございました。

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