２年生 ＳＤＧｓ Gyosei × Hirakata ポスターセッションを行いました。

　３月１７日（月）、枚方ビオルネ（５階）イベントスペースにて、今年度も「１０年後戻ってきて暮らしたくなる枚方のまち」をイメージし、その実現のために今からどのような行動を起こすべきなのかを考えたポスターセッションを行いました。発表会は今年で５回目となり、枚方ビオルネや京阪百貨店、京街道商店街などの方々に多大なご協力を賜り、審査・ご講評までいただきました。そして今年度も東海大学より、教養学部人間環境学科教授の岩本先生にお越しいただき、生活環境を専門とする先生にアドバイスをいただける特別な機会となりました。そのほか、たくさんの保護者の方々や枚方市民の方々にもご来場をいただきました。生徒たちは多くの来場者を前に緊張していましたが、自分達の言葉でしっかりと思いを伝えることができていて、堂々とした素晴らしい発表ができていました。

このような活動を通じた交流の中から、実現可能で枚方市が豊かになるビックリするようなアイディアが創出されることを今後も楽しみにています。

▼ 発表の様子

▼ 講評

① 枚方ビオルネ（フラグシップス株式会社）代表取締役 佐阪様より

「このよな体験学習を行うことが出来たのはみなさんの頑張りと支えてくださる先生方のおかげです。そして、たくさんの商業施設や市民の方々の 協力があって成り立っています。今みなさんは協力いただいている立場ですが、是非、良いアイディアや行動によって今後の枚方市や市民の方々を助けてあげることができるように、これからも頑張ってください。」とのお話をいただきました。

② 東海大学 教養学部 人間環境学科教授　岩本先生より

「今年は、研修旅行で訪れた徳島県上勝町のゼロ・ウェイストセンターの取り組みを枚方市に取り入れてみたり、近隣で同じ人口規模の高槻市と比較した考察などがあり、大変面白い発表がたくさんありました。また、枚方市の発展に学生や外国人をターゲットにして、そのニーズに応えていく環境づくりなど、これまでになかったオリジナルな発想も良かったと思います。今日の発表の中にも似たような例がありましたが、大学生が考えた古着のアップサイクルなども実際に商品化が実現しており、みなさんの考案したアイディアも10年後の枚方市に役立てるものがでてくることを今後も楽しみにしています。」との講評をいただきました。

▼ 表彰

☆ 枚方ビオルネ賞

ビオルネ８班 「枚方市駅周辺以外の地域の魅力を伝える！」 小原、狩野、小松（虎）、中尾

☆ 呼人堂賞

ビオルネ３班 「街が綺麗であり続けるようにする」 小林、西田、藤井、見延

☆ 塩熊商店賞

京街道４班 「京街道の街並みを残すために」 井黒、岡田、清水（瑛）、曽川

☆ 枚方宿地区 くらわんか五六市賞

京街道３班 「海外の人が来たいと思う枚方にするには？」 オティエノ、斎藤、杉本（思）、塚元

☆ 東海大学　教養学部賞

京阪百貨店２班 「大学生が集まる町」 川股、田口（暖）、西村（恋）、加藤

☆ 校長賞

京阪百貨店６班 「学生が来たくなる町」 谷本、松川、山﨑、吉田

▼ 受賞者のポスター展示について

今回の受賞者のポスターを枚方ビオルネ３階のエスカレータ付近に展示させていただいておりますので、是非お立ち寄りください。（４月中旬まで展示しております。）

来場者からもたくさんのご講評をいただくことができ、生徒たちの表情には充実感が漲っていました。多大なご協力をいただきました、ビオルネ社長様、京阪百貨店様、呼人堂様、塩熊様、東海大学岩本先生、関係各所の皆さま、今年も誠にありがとうございました。引き続き共に枚方のより良い街づくりを実現していきたいと思いますので、ご指導のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。