２年生理科、水の電気分解の実験を行いました。

２年生の理科では、思考力を鍛える授業を展開しています。

生徒たちは前回の授業で、ある物質を加熱すること（熱分解）によって別の物質に変えることができることを学びました。

そこで本日は、水を分解することができるのかを考えました。水は加熱すると水蒸気（同じ物質）になってしまうため、他の方法を考えなければなりません。生徒からは電流を流せばいいのではないかという意見がでてきました。そして実際に電気分解の実験を行い、２種類の気体が発生することが判明しました。

次に、この２種類の気体を判別する方法を考えました。マッチや線香を使って調べるところまでたどり着き、生徒に実演してもらいました。生徒たちは燃え上がったことに驚きながらも、自分たちの考えた結果通りに実験が成功したことに満足した様子でした。

最終的に、この実験を通して、水に電流を流すことで酸素と水素に分解できるという結論に、自分たちの力で導くことができました。自ら仮説を立てたうえで結果を検証できたことにより、生徒たちにとって印象に残る授業となったようです。