Gyosei日記[中等部]

2年生、保健講話を行いました。

2017.03.13

 2年生を対象とした「保健講話」がメディアセンターで行われました。今回、講師として東海大学よりお招きした有沢孝治先生は東海大学心理・社会学科及び健康推進センターに所属され、「カウンセリング心理学」「社会心理学」「グループアプローチ」などを専門分野として研究されています。今日は、「楽しく学校生活を送るために  ~ 仲間と絆をつくろう ~」というテーマで、これからの人生により必要とされる内容のお話をしていただきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。生徒たちはとても興味くて面白いお話に、あっという間の時間だったようです

 

<保健講話の様子>  

① コミュニケーションには、「言葉」によるものの他に、言葉以外の表現(声のトーン、表情、視線、しぐさ、対人距離など)があり、言葉以外の表現こそがコミュニケーションを図る上で重要であるという説明がありました。

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② コミュニケ-ションをとるときには、まずは相手の話を「聴く」という姿勢が重要であり、 国や地域の文化によって多少の差はあるものの、二人の距離が 80cm くらいだと良いコミュニケーションがとりやすいとの説明でした。

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③ 物事の受け止め方は人それぞれであり、一人ひとり独自の考え方や感じ方を持っているため、相手と自分の違いを認め、相手を理解することの大切さを教えていただきました。(みんなに同じ状況の説明をしても、感じ方がそれぞれ違うことを実験を通して理解できました。)

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 最後に有沢先生より、「自分と他者との違いを感じたとき、マイナス感情や思考を生むことがある。しかし、違うからこそ楽しいことがあったり、新しい発見があったりする。違いがあっても当たり前だと思い、それを乗り越えていくことが大切です。」というまとめのお話をしていただきました。

 ポイントとしては、以下のとおりです。(型と心が合わさって人間関係が深まる。)

① 自分のことも相手も認め合って話し合うことを心がけましょう。

② 自分の勝手な思い込みで相手を見ないようにしましょう。

③ マルチチャンネル(五感)を使って関係をつくりましょう。

④ ことばと同じように非言語も大切にしましょう。

⑤ お互いリラックスできる雰囲気をつくりましょう。

 

みなさん、今日有沢先生に教えていただいたことを参考にして、よりよい人間関係を築き充実した学校生活をおくってくださいね!

有沢先生、本日は本当にありがとうございました。

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