Gyosei日記[中等部]

2年生、人権LHRを行いました。

2012.02.02

 今年度の人権行事である「障がい者問題」についてのまとめを行いました。

最初に障がいを持っている人たちは生活の中でどんなことに不便を感じているのかを考え、視覚障害・聴覚障害など障がいによって不便を感じる部分にも違いがあることを確認しました。

  

  このような不便さを解消するため、また、年齢などに関わらず、すべての人が、より便利に、より快適に生活できるように共用品(アクセシブル・デザイン)やユニバーサル・デザインの商品を紹介しました。例えば、シャンプーとリンスの区別を手触りで判断できるようにシャンプーのボトルの側面にはギザギザがついていたり、牛乳パックには他の種類の飲料水と区別できるように屋根部に「切り欠き」がついていたり、右利き左利きに関係なく楽しめるように、トランプの4隅に数字が入っていたりするなど様々な工夫がなされている商品を実際に見ました。

  

 

 物理的な環境づくりも大切ですが、一番大切なのは心のバリアフリーです。障がいの有無に関係なく、困った人がいれば、助けようという「思いやりの心」や「一人ひとりを大切にする心」を持つことが必要であり、行動していくことが大事であるということを今日の授業を通じて再認識してくれればと思います。

 

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