金環日食を観察しよう!
2012.05.18
2012年5月21日(月)の朝、金環日食が起こります。国内の金環日食は1987年9月23日に沖縄で見られて以来25年ぶりです。今日はその金環日食について、簡単に説明をいたしますので、参考にしてもらえばと思います。なお、安全に日食を観察してもらうために、2点ほど注意点がありますので、確認してください。
<大阪エリアの日食開始時刻> 国立天文台発表
日食開始時刻 | 金環日食 | 日食終了時刻 |
6時17分 | 7時29分 ~ 7時32分 (約3分間) |
8時54分 |
<金環日食について>
http://www.astor-eclipse.com/eclipse-learning/kinkan2012.html より引用
日食はどうしておきるの?
太陽系の中心には太陽があります。太陽のまわりを地球が回っています。 地球のまわりを月が回っています。月が、太陽と地球の間にやってくると、太陽、月、地球が一列にならびます。月の、太陽と反対側には月の影ができます。 その影が地球に写ったときに、日食はおこります。
金環日食とは?
月が地球から遠いときは、月が小さく見えるので太陽を完全にかくせなくなります。太陽は小さく見える月のまわりからはみだして、リングのように見えます。これが金環食です。
太陽 - 月 - 地球が一直線に並ばず、太陽の一部だけ欠けて見える日食を 部分食と言います。どの日食のときにも、まぶしい太陽が後ろにあるので、月は黒く見えます。
<観測の際の注意事項>
①金環日食の最中も含め、どんなに太陽が欠けた状態でも太陽をそのまま直視してはいけません。必ず、日食専用のメガネを使用して観察すること。(すすを付けたガラス、色ガラス、サングラスやゴーグル、感光したカラーネガフィルムなどを通して直視することは極めて危険です)
②朝7時30分前後の天文現象です。通学途中の道路上での観察は極めて危険ですのでやめましょう。くれぐれも事故のないように気をつけて観察するようにして下さい。