Gyosei日記[中等部]

枚方市「防災フェスタ」に参加しました。

2024.03.04

 3月2日(土)、中等部3年生10名が総合学習(SDGsの視点を取り入れた活動)の一環として、枚方ビオルネ様及び尾西食品株式会社様の企業協力のもと、非常食試食会を開催しました。地震が大変多い日本では、この1月には能登半島で大きな地震があり、現在では千葉県沖でやや大きな地震が頻発しています。今後も「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」の発生が起こる可能性があると予測され、ますます防災知識を高めることが重要とされています。

 生徒が提案した今回の非常食試食会の目的は、本校生徒はもちろんのこと、参加者の方々の「防災意識を高めるきっかけ」をつくりたいということと、非常食が近年の開発により「おいしく」「楽しく」食べることが出来るということを知ってもらいたいということでした。

 会場に着いた生徒たちがまず始めたことは、手作りのチラシを配布することです。そのチラシを持って会場に来てくれる参加者がいらしてくださると、生徒たちは参加者に丁寧なプレゼンをした後、乾パンをおいしく食べるアレンジやお湯を入れるだけで三角形のおにぎりが食べられる商品等を紹介しました。参加者からは、試食をしてみて、思っていたよりずっとおいしく非常食が食べられることに驚いたという感想をいただけ、生徒たちも参加者が増えるごとに生き生きとした接客の姿勢を見せていました。

 今回、このイベントに参加した生徒たちは、学校外の異世代の人々の反応からフィードバックを受けて気付きを得たり、主催者として世代に応じた接客の仕方など、様々な学びを体験することができました。

 災害時、食事は命をつなぐ重要な要素です。常日頃から備蓄をしておく必要があります。同時に持続可能な社会実現に向けてSDGsの視点で改善していく方法を考えていきながら、今後も常に防災に備える環境を地域の方々と考えていきたいと思います。

 枚方ビオルネ様及び尾西食品株式会社様、このたびは多大なご協力をいただき、誠にありがとうございました。

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