各学年、人権LHRを行いました。
2015.11.24
道徳の時間は、各学年とも人権LHRを行いました。
<1年生>
先日行われた早樫一男さんの講演で教えていただいた「相手を認め、相手の立場にたつことができればいじめはなくなるだろう。」という観点から、「あっても良い違いといけない違い」について考える取り組みをしました。
あってもよい違いといけない違いは、ずばり不公平・不平等があるかないかという点です。生徒たちは、さまざまなケースを考えながら、お互いに理解しようとする意識と思いやりの大切さを確認していました。
<2年生>
先月行われた奈佐誠二さんの車椅子ダンスと講演を受けて、今回は、車椅子に乗ることを実際に体験し、その大変さや気持ちを理解するとともに、車椅子の補助ができるようにプログラムされた授業が展開されました。
体育館を使用して、1クラスずつ車椅子体験をしました。
「心のバリアフリー」の大切さを、奈佐さんはみなさんに訴えていらっしゃいました。
「心のバリアフリー」を実践するには、やはり 実際に車椅子に乗ってみて思ったように操作することの難しさを知ったり、補助をするときの声かけや手段を理解したりすることが大切です。
今日はその両方を体験したことで、みなさんは「心のバリアフリー」を持つ人に十分近づけたことと思います。いつでもどこでも思いやりの気持ちを忘れずに回りに気配りができる人になりましょうね。
<3年生>
これまでは自分が掲示板やブログなどに書き込む「発信する情報」や、自分の意思とは関係なく送られてくる情報の対処法を学びました。今回は「インターネットで情報を得たものを発信する」というテーマで、情報を得る側の注意点について授業が行われ、次の二つの説明がありました。
① 情報の正確さ ⇒ 見極める力
② 情報の共有と発信 ⇒ 情報社会に参加する態度
前回の人権行事の復習から授業が展開されました。
動画を見たり、マンガを使用した事例で説明があったり、ネット使用する際身近でよく起こりがちな事例があったり生徒たちにとってはわかりやすかったようです。
また盲点だったことも多かったようで、学んだ事を ワークシートで各自整理しました。
各学年ともに、今日の人権LHRで学ぶことが多くあったことと思います。今日体験したこと、学んだことをこれからの自らの行動に反映してください。