Gyosei日記[中等部]

各学年、人権教育行事を行いました。

2019.10.24

 本日の5、6時間目は、各学年のテーマに添った 「人権教育行事」 を行いました。今日の人権教育行事を通じて、クラスや学校全体で人権問題を真剣に考える良い機会になったと思います。日頃から良い人間関係をしっかりと築けるように、相手の気持ちを考えた会話や行動ができるようになって欲しいと思います。

< 各学年のテーマ >   ☆ 1年生 いじめ問題について   ☆ 2年生 障がい者問題について  ☆ 3年生 ネット社会と人権について

< 1年生 映画「青い鳥」 >

 1年生は、5、6限を利用していじめをテーマとした「青い鳥」という映画を鑑賞しました。 「いじめ」によって自殺未遂の末転校した生徒、心に罪悪感を持ちながらも忘れようとするクラスメートや大人達、そして、「いじめ」を忘れようとうする者に「いじめ」とは、「責任」とはということを問いかける吃音の臨時教員。 中1の生徒たちにとっては少々重い内容であったにも関わらず、時間が経つにつれ、映画にどんどん引き込まれている様子が見られました。

  映画の上映途中、DVDプレーヤーが再生できなくなり、いろいろ調整してみましたが、どうやら突然故障したようです。これからの展開がとても大事なところだったのですが、どうしようもないので、次回のHRで続きを見ることにしました。それまでに、なぜこんないじめが起きてしまったのかを考えておいてほしいと思います。(今回は残念ですが、申し訳ありません。)

< 2年生 「車椅子バスケットボール・ラグビー」 >

 今日の授業を通じて、「障がいを持っているからできない」ではなく、「どうしたらできるか」をみんなで考えていくことが大切で、車椅子バスケットやラグビーも普通の競技と同じようなスピード感と迫力を持った競技になることがわかりました。また、それぞれ車椅子ならではの戦術やテクニックに注目すると競技観戦がもっと楽しくなることもわかりました。そのため、様々な人に広く楽しまれて、競技としても行われていることも説明していただきました。

  一般的な車椅子は、背もたれが高くて寄りかかりやすく、ひじ置きや介助者が押すためのグリップが取り付けられているなど、普段の生活がしやすいように作られています。今日使用した競技用の椅子は、競技特性に合わせて進化し、急発進や細かいターンなどの動きをサポートしています。選手のみなさんが使用した車椅子は、身体の大きさに合わせて作られたオーダーメイドで、フレームやシートの幅、高さなどを細かく調整し、自分の身体の一部として使いこなせるようになっていました。 生徒たちも実際に車椅子バスケットを体験しました。とても楽しかったと好評でした。   (NPO法人パラキャン様、本日はありがとうございました。)

< 3年生 「ネット社会と人権」 > 

  3年生は「ネット社会と人権」というテーマで、兵庫県立大学・ソーシャルメディア研究会(KDDIと連携)所属の講師の先生による講演をお願いしました。 携帯電話・スマートフォンの利用におけるトラブルの事例のアニメーションを見て、「どうすればトラブルを回避できたのか」、「どうすべきだったのか」を話し合い、学びました。普段自分たちが使っているスマートフォンには、たくさんの危険性があるということを改めてみんなで考え、意見がたくさん出されました。

☆ 本校の人権教育行事にご協力いただきました皆様方、本当にありがとうございました。

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