各学年、「人権教育行事」を行いました。
2014.10.23
本日の5、6時間目は、各学年のテーマに添った 「人権教育行事」 を行いました。今日の人権教育行事を通じて、クラスや学校全体で人権問題を真剣に考える良い機会になったと思います。日頃から良い人間関係をしっかりと築けるように、相手の気持ちを考えた会話や行動ができるようになって欲しいと思います。
< 各学年のテーマ >
☆ 1年生 いじめ問題について
☆ 2年生 障がい者問題について
☆ 3年生 ネット社会と人権について
< 1年生 「いじめについて : みんなで考えよう」 >
1年生は、同志社大学心理学部教授の早樫一男先生をお招きし、事例をあげながら「いじめとはどのような行為が該当するのか」、また、「実際にいじめが起こった場合の対処の仕方」や「傍観者にならずどのように声かけをするべきなのか」などを勉強しました。いじめから自己を守り、ひいてはいじめのないクラス、学年が作れるよう、お話をしていただきました。「いじめが起きた場合、ひとごと(自分のことではない)と思わずに、自分のこととして(想像力を働かせて) 考えることが大切です。」というまとめをしていただきました。とてもわかりやすく、大切なお話しでした。
< 2年生 「車いすダンス」 >
2年生は、奈佐誠司さんに来校していただき、「ダンスで心のバリアフリーを」というテーマで講演と車椅子ダンスを見せていただきました。障がい者問題について、設備面の事だけでなく、障がいに対する偏見や先入観といった心の壁(バリア)が存在することをご自身の実体験をもとに話をされ、それぞれが心の壁をとり除くこと(心のバリアフリー)が大切であると熱く語っていただきました。また、“思いやりを持って、考えて行動すること。”そのことを当たり前にできる人になってもらいたい。そして、夢をもち前向きに生きてもらいたい。とメッセージをいただきました。さらに、ダンスショーや車いすダンス体験で生徒たちも車いすの操作の難しさやダンスの楽しさを感じることができました。(奈佐さんよりご自身が執筆された本をメディアセンターに寄付していただきました。今後貸し出も予定していますので、ぜひご覧ください!なんとサイン入りです!)
< 3年生 「ネット社会と人権」 >
3年生は「ネット社会と人権」というテーマでNTTドコモさんの協力を得て、各クラスごとに講演をしていただきました。より身近にネット社会の現状を把握されている方々よりお話をいただくことによって、普段知り得ないインターネットの仕組みや問題点、注意すべき点などを学ぶことができました。また、書き込みなどによって他人を傷つけたり、人権侵害をしないように心がけようという気持ちをもってくれたのではないかと思います。スマートフォンなど、情報をより簡単に手に入れることができるようになった一方で、より一層の注意が必要ですね!(最後に感想文を作成しました。)
☆ 本校の人権教育行事にご協力いただきました皆様方、本当にありがとうございました。