冬期特別授業開始。

本日から中等部では冬期特別授業が始まりました。

教室からは、冬休みの課題の説明があったり、百人一首のかるた取りの練習があったり、年末らしい光景が見られました。

3年生は2時間連続で保健講話がありました。

講師の先生は大阪市淀川区にＴＲＥＸ（児童発達支援・放課後デイサービス）代表を務められており、これまで教育相談員やスクールカウンセラーとして活躍されている岡本峰淑先生に来校していただきました。（以前は東海大学でもカウンセラー、講師として勤務されていました。）

今回のテーマは「自分も相手も大切にするコミュニケーション」です。

＜ワーク① 　「自分の気持ちと相手の状況・気持ちを考える」＞ 　（内容） ワークシートで提示された日常生活での出来事について、そのときの自分の気持ちと、相手の状況を分けて考える。（例：友達に送ったＬＩＮＥが既読になってから返事がこない。）

＜ワーク ② 　「自分の見方を変えて、前向きに捉える」＞ 　（内容）リフレーミングについての説明。ネガティブな言葉をポジティブな意味になるように言い換え、ワークシートに記入する。（例：おせっかい→親切）

＜ワーク ③　「相手の気持ちを考えて伝える」＞ 　（内容） ワークシートをもとに、トラブルが起きそうな内容のメールが届いた時の返信内容を考える。

講師の先生の穏やかな口調や優しい問いかけに、生徒たちもリラックスした様子で、ワークに取り組んでいました。一つのことに対する見方を少し変えるだけでマイナスなイメージがプラスに変換されるというお話は、友達や周りの人だけでなく自分にも当てはめてみることができる素敵な考え方です。

今回の講話をきっかけに、皆さんがこれまで以上に自分も相手も大切にし、望ましいコミュニケーションを築いていってくれることを願います。