Gyosei日記[中等部]

全学年、人権教育行事を行いました。

2017.10.26

 本日の5、6時間目は、各学年のテーマに添った 「人権教育行事」 を行いました。今日の人権教育行事を通じて、クラスや学校全体で人権問題を真剣に考える良い機会になったと思います。日頃から良い人間関係をしっかりと築けるように、相手の気持ちを考えた会話や行動ができるようになって欲しいと思います。

< 各学年のテーマ > 

 ☆ 1年生 いじめ問題について 

 ☆ 2年生 障がい者問題について

 ☆ 3年生 ネット社会と人権について

< 1年生  映画「青い鳥」 >

1年生は、5、6限を利用していじめをテーマとした「青い鳥」という映画を鑑賞しました。

「いじめ」によって自殺未遂の末転校した生徒、心に罪悪感を持ちながらも忘れようとするクラスメートや大人達、そして、「いじめ」を忘れようとうする者に「いじめ」とは、「責任」とはということを問いかける吃音の臨時教員。

中1の生徒たちにとっては少々重い内容であったにも関わらず、時間が経つにつれ、映画にどんどん引き込まれている様子が見られました。

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鑑賞後には全員、ワークシートに取り組み、感想文を書きました。

どの生徒もワークシートいっぱいに自分の思いを綴ってくれていました。

その中で特に生徒の多くが感想文に書いていたのが、映画の中でのいじめの構造です。

映画では、いじめられている生徒が本当に苦しんでいることに誰も気づきませんでした。いや、気づかない振りをしていたのかもしれません。

吃音の先生の話し方を笑ってからかったり、「いじってあげている」という盾を掲げ、実は傷ついている生徒の言葉を受け止められない生徒達の状況が映画の中では見られました。

 

< 2年生  「車椅子バスケットボール」 >  

 今日の授業を通じて、「障害を持ってるからできない」ではなく、「どうしたらできるか」をみんなで考えていくことが大切で、車椅子バスケットも普通のバスケットボールと同じようなスピード感と迫力を持った競技になることがわかりました。また、車椅子バスケットは、車椅子ならではの戦術やテクニックに注目すると競技観戦がもっと楽しくなることもわかりました。そのため、障害のない健常者でも車椅子バスケットで広く楽しまれていたり、競技としても行われていることも説明していただきました。(NPO法人パラキャン様、本日はありがとうございました。)

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 一般的な車椅子は、背もたれが高くて寄りかかりやすく、ひじ置きや介助者が押すためのグリップが取り付けられています。今日使用した競技用の椅子は、競技特性に合わせて進化し、急発進や細かいターンなどの動きをサポートしています。選手のみなさんが使用した車椅子は、身体の大きさに合わせて作られたオーダーメイドで、フレームやシートの幅、高さなどを細かく調整し、自分の身体の一部として使いこなせるようになっていました。

先生や生徒たちも実際に車椅子バスケットを体験しました。とても楽しかったと好評でした。

 

< 3年生  「ネット社会と人権」 > 

3年生は「ネット社会と人権」というテーマKDDIの方に講演をお願いしました。

携帯電話・スマートフォンの利用におけるトラブルの事例のアニメーションを見て、「どうすればトラブルを回避できたのか」、「どうすべきだったのか」を話し合い、学びました。普段自分たちが使っているスマートフォンには、たくさんの危険性があるということを改めてみんなで考え、意見がたくさん出されました。

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 ☆ 本校の人権教育行事にご協力いただきました皆様方、本当にありがとうございました。

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