全学年、人権教育ホームルームを行いました。
2012.05.19
3時間目の道徳の時間を利用し、「人権教育HR」を行いました。人権教育は年間を通じて行われ、学年ごとにテーマが決まっています。
1年生では「いじめ」について、2年生では「障がい者問題」について、3年生では「インターネットと人権」について、それぞれ考え、学んでいきます。
1年生の教室では、担任の先生が、学校でよく起こり得る問題事例を3つあげ、それらを「いじめ」と捉えるか否かを生徒達に問いかけていました。
ケースの全てが、生徒達の身近な問題だったので、みんな真剣にワークシートに向かっていました。
意見発表では、「いじめ」の捉え方の違いが明らかになり、改めて「いじめ」の定義を共有し、「いじめ」を許さないクラスを作っていくことを確認しました。
2年生の教室では、障がい者に対する知識や見方を互いに発表し合い、
改めて、障がいがあるということは、「かわいそう」ではなく、単なる身体上の違いであるということを確認しあいました。
障がい者の生活を環境の不備で不便にしないよう、設備面でのバリアフリーはもちろんのこと、心のバリアフリーの大切さも学びました。
3年生はメディアセンターで3クラス合同の人権HRを行いました。
ネットにおける危険な事例を挙げ、それに対する生徒達の認識をワークシートを利用して問いかけました。
問題意識の低い生徒達もいましたが、ネットを正しく活用しないと、知らない間に人権侵害をしていたり、
犯罪に巻き込まれてしまったりすることがあるということを学びました。
次は、11月に各学年ともに講師の先生をお招きして、人権教育行事を行います。
それをもとに、人権教育HRを行います。