仰☆から富士山は見えるか!?
2013.11.21
今日、3年生の英数特進クラスでは、数学の時間に「仰☆から富士山は見えるか?」というテーマで授業が展開されました!
とてもキャッチーなテーマを聞いて、生徒たちもどんなことが起こるのかとザワザワ!
はじめに、地球に富士山が乗っている模型が登場。
模型の角度を変えながら生徒たちの視点でどこまで富士山が見えるかどうかを確認しました。
そこで、先生が黒板に視点の限界ポイントと、地球の半径、そして富士山の高さを結んだ図を書くと、「三平方の定理」を利用して富士山が肉眼で見える範囲が算出できるということがわかりました!
そうとわかれば、生徒達は公式を利用しながら、電卓をたたきます!
そして、コンパスを使って円を描くと・・・・!
残念!三重県の一部までは富士山が見えるということはわかりましたが、仰星からは富士山が見えないという結果が・・・。
実際には、和歌山県や、奈良県の山からでも富士山が見られるという情報もあるようですが、それは、視点が高い位置になることで条件が変わったり、大気差という現象が加わったりすることで計算よりは半径が広がるという事実も先生から教えていただき、生徒達の知的好奇心はマックスに!
もし、富士山の位置にエベレスト級の山があれば、仰星からその山は見えるのか?という問いかけにも、楽しそうに電卓をたたき、友達の結果と照らし合わせる様子が見られました。意外に見える範囲が富士山と大きく変わらなかったことから、いくら高い山でも地球の半径が大きいので、大差がつかないということも知ることができました。
授業全体を通して、生徒達の知的好奇心がかき立てられている様子がとても印象的でした!