今日は道徳の授業日です。
2015.06.30
2年生では、道徳の授業を3クラス合同で行いました。
扱った題材は、「ロスタイムの続き」。サッカーの「カズ」こと三浦和良選手を取り上げた作品です。
中学3年生の進路希望に「ブラジル」と書き、単身ブラジルに渡った「カズ」の夢は、日本代表として日本をW杯の舞台に立たせることでした。
しかし、何度も何度もその夢は打ち砕かれます。
W杯出場を前に、日本代表から外されたときのインタビューでは、「こういうことは今までに何度も経験してきた。僕はサッカーをするだけ。」としか答えなかった「カズ」。
決してあきらめる言葉や誰かを非難する言葉は吐かず、事実を前向きに考え、次に向かって歩み続ける姿に生徒達も心を動かされたようです。
生徒達への事前の質問事項に、夢が叶えられないと思ったときどうするかという項目がありました。それに対して、あきらめるという言葉が出たり、違う進路を考えるという言葉が出たりしていましたが、授業後のまとめの感想を見ていると、自分の絶対叶えたい夢は何かを自問するものや、挫折はまだ経験していないがそうなった時にすぐにあきらめたくないというものが見られました。
夢をかなえるために どんな苦難も前向きに考え、夢をあきらめずに前進する人間のたくましさや潔さを学ぶよい機会となったのではないでしょうか。