人権HRの実施。

中２・３年生は１時間目に人権HRを実施しました。

２年生は障がい者について、３年生はLGBTQについて学びました。

２年生では、①障がいを持った人とはどういう人のことを言うのだろうか、②障がいを持った人に対してどういう思いを持っているのか、③障がいを持った人が困っていた場合どういう行動をとればよいのか、ということを中心に話を進めていました。

授業の中で、①障がいを持っている人ってどんな人かという問いでは、目に見える部分での障がいを挙げる一方で、目に見えない障がいについては意識が及んでいない生徒がいることがわかったり、障がいを持った人がどういう場面で不便を感じるのかということをあまり意識したことがなかったということがわかったり、生徒たちはこの授業を通して、新たな視点を持つことができたのではないでしょうか。障がいに関しては、いつ自分がその立場になるかわかりません。日頃からいろんな立場の人がいるということを意識してもらいたいと思います。

３年生では、ＬＧＢＴＱについて考えました。まずはＬＧＢＴＱの定義を学び、「性」の多様性を理解しました。

生徒たちは、熱心に話を聞き、考える場面では、真剣に自分の意見を書こうとする姿がどの教室でも見られました。

まだまだ難しいこともたくさんあると思いますが、授業を通して、多様性を受け入れ、お互いを認められる世の中を作る一員としての自覚が芽生えてくれると嬉しく思います。