Gyosei日記[中等部]

中3 「思春期教育講演会」を行いました。

2015.08.25

 3年生では特別授業の時間を利用して「思春期教育講演会」を行いました。講師の先生は西淀川区役所に所属されており、現在、教育相談員やスクールカウンセラーとして活躍されている岡本峰淑先生に来校していただきました。(以前は東海大学でもカウンセラー、講師として勤務されていました。)

 2年生の時の保健講話では「仲間と絆をつくろう ~ コミュニケーションについて ~」というテーマで、話を聴く姿勢やお互いの距離間などのコミュニケーションを上手に行うための基本的な内容を学びました。そして、今回はさらに対人関係を円滑に築くために「相手の気持ちを考えたコミュニケーションのとり方」というテーマで6人程度のグループを作り、ルールに従ってグループ・エンカウンター(心の交流・相手の話を上手に聴き、ここちよいコミュニケーションの取り方)を行いました。今日は活発に意見交換をしているグループワークの様子をお伝えします。 

 

<ワーク①の様子 「聴き方の違い」>

ペアになって話す側と聴く側に分かれてワークを行いました。

(ねらい) 聴き方が与える影響を知ること。

☆上手な話の聴き方を教えていただきました。

① 共感できる聴き方をする。(うなずく、復唱するなど)

②相手の話の状況を想像する。

③質問をする。

④相手はどんな気持ちかを想像する。

⑤相手の気持ちを確認する。(断定はしない。)

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<ワーク②の様子 「相手の気持ちを考える」>(ミッションメール)

(ねらい) ミッションをクリアし、メールの返信内容を考える。(返信メール内容を発表してもらいました。)

※ミッションは、「相手の気を悪くさせない」「しっかり断る」「今後も友だち関係を続ける」など。

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<講師の先生の「まとめ」の内容> 

 みなさんが友人とうまくコミュニケーションをとりながら学校生活を送ることは容易ではありません。対人関係を円滑に築くためのコミュニケーションとは、自分の気持ちを伝えることと相手の気持ちを聴くことの両方がバランス良く行われている必要があります。自分の気持ちを伝えてばかりでも、相手の気持ちを聴いてばかりでも成立しません。大切なことは「相手の気持ちを考えて伝える」ことです。・・・というまとめをしていただきました。

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☆今日は特に相手の話の上手な聴き方を教えていただきました。

「聴く」という字のように、耳と十四の五感のような心をもってコミュニケーションをとることが大切だということがよくわかりました。

岡本峰淑先生、今日は本当にありがとうございました!

 

 

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