Gyosei日記[中等部]

中3保健体育、薬物乱用防止教育授業を行っています。

2021.02.05

 薬物乱用とは、医薬品を医療の目的からはずれて使用したり、医薬品でない薬物を不適切な目的で使用したりすることで、一度使っただけでも乱用となります。青少年を中心とした薬物乱用が深刻な状況にある中、政府は「青少年による薬物乱用の根絶及び薬物乱用を拒絶する規範意識の向上」を目標の一つに掲げ、学校における薬物乱用防止教育を一層推進することを求めています。そのことを踏まえ、本校でも、中3の保健授業の中で薬物に関する基礎的な知識を学び、高校1年では講師を招いて「薬物乱用防止教室」を実施し、啓発活動を続けています。今日は、その薬物乱用防止についての授業が各クラスで展開されました。「薬物は、一度はまると抜け出せない」ということを理解してもらえたでしょうか?

 薬物乱用は、好奇心や人からの誘いをきっかけとして使用を始めていきますが、その強い作用のため、依存性がつくられやすく、一度依存してしまうと自分の力で逃れるのはきわめて困難な状況になります。「大麻など合法として扱われている国もあるくらいだから使用しても大丈夫」などと誤った認識を持ったり、心にすきをつくると大きな代償を払わなければなりません。毎日の生活が充実していて将来の夢や目標があれば、誘惑に簡単に流されることはありません。自分自身とその可能性をつねに信じるということが大切ですね。

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