中3保健体育、アルコールパッチテストを行いました。
2024.12.05
3年生では喫煙防止教育に引き続き、「飲酒の影響」についても学習しています。未成年者の飲酒経験率は決して低いとは言えません。発育期にある未成年者が飲酒をすると、体への影響を受けやすくなります。アルコールは、記憶力・集中力・判断力の低下をまねきます。また、ホルモンの分泌を抑制し、生殖機能の発達にも悪影響をおよぼします。そして、アルコールに対する反応には個人差があり、わずかな量でも影響する人もいます。 そこで、今日はアルコールパッチテストの実習を行い、自分の体質を知り、アルコールが体におよぼす悪影響について、認識を深めることにしました。
統計によると、日本人の約52%がお酒に強い人で48%がお酒に弱い体質のようです。(約10人に1人は全く飲めない体質)
<実習の手順>
① 消毒用アルコールを絆創膏にしみこませ、上腕内側に貼る。
② 7分後に絆創膏をはがす。
③ さらに10~15分後に、皮膚の色の変化で判定する。
<実習の様子>
授業の最初にビデオを見て、アルコールに対する反応は人種や男女差など、個人差があることを学びました。
そして、いよいよ「パッチテスト」の開始です。絆創膏にアルコールをたらし、上腕の内側に貼りつけて7分間待ちます。
7分経って貼った部分が赤くなった人はお酒を飲めない体質の人で、10分ほど経って赤くなった人はお酒に弱い体質の人と言えます。
パッチテスト結果、お酒に弱くないと判定されても、アルコールが体におよぼす悪影響をしっかり理解し、将来の健康を見据えた行動がとれるように心がけてください。