中3保健、アルコールパッチテストを行いました。
2014.01.09
中3では喫煙防止教育に引き続き、「飲酒の影響」についても学習しています。未成年者の飲酒経験率は決して低いとは言えません。発育期にある未成年者が飲酒をすると、体への影響を受けやすくなります。アルコールは、記憶力・集中力・判断力の低下をまねきます。また、ホルモンの分泌を抑制し、生殖機能の発達にも悪影響をおよぼします。そして、アルコールに対する反応には個人差があり、わずかな量でも影響する人もいます。 そこで、今日はアルコールパッチテストの実習を行い、自分の体質を知り、アルコールが体におよぼす悪影響について、認識を深めることにしました。
<実習の手順>
① 消毒用アルコールを絆創膏にしみこませ、上腕内側に貼る。
② 7分後に絆創膏をはがす。
③ さらに10~15分後に、皮膚の色の変化で判定する。
<実習の様子>
授業の最初にビデオ教材とポスターなどで、アルコールの害について
学習しました。
いよいよ「パッチテスト」の開始です。絆創膏にアルコールをたらし、上腕の
内側に貼りつけて7分間待ちます。
そして判定の時がやってきました!絆創膏をはがす時はドキドキしますね!
写真の上段の2名は、変化なし、下段の2名は赤色に変化した人です。
赤く変化した人は、悲しんでいいのか、喜んでいいのか、複雑?
この日実施した3-Cでは、ほとんどの人がお酒に強い体質と判定されました。
(昨年の3-Cでは、29人中、14人がお酒に弱い体質と判定され、統計の
とおりの数値になっていました。)
<判定について>
・ 赤く変化していれば ⇒ 「お酒に弱い体質の可能性が高い」
・ 何の変化もなければ ⇒ 「お酒に強い体質の可能性が高い」
※判定結果にかかわらず、容易に飲酒につなげないこと。
特に未成年の飲酒は体に及ぼす影響が大きいことを忘れないでください。
自分の体を大切に!