中3 保健講話を行いました。
2015.03.04
3年生では特別授業の時間を利用して「保健講話」を行いました。講師の先生は豊中市教育センターに所属されており、現在、教育相談員やスクールカウンセラーとして活躍されている岡本峰淑先生に来校していただきました。(以前は東海大学でもカウンセラー、講師として勤務されていました。)
2年生の時の保健講話では「仲間と絆をつくろう ~ コミュニケーションについて ~」というテーマで、話を聞く姿勢やお互いの距離間などのコミュニケーションを上手に行うための基本的な内容を学びました。そして、今回はさらに対人関係を円滑に築くために、「ここちよいコミュニケーションのとり方」というテーマで6人程度のグループを作り、ルールに従ってグループ・エンカウンター(心の交流・自分や相手を大切にした話し合い)を行いました。今日は活発に意見交換をしているグループワークの様子をお伝えします。
<ワーク①の様子 「自己紹介でつながろう」>
(ねらい) 自分を知ってもらう、相手に興味を示す。
<ワーク②の様子 「相手の気持ちを考える」>(ミッションメール)
(ねらい) メールの返信内容を考え、全員が納得することを目指す。
※個人が考えた意見に対して良い悪いの評価をしないようにする。
<ワーク③の様子 「無人島に漂流したら」>(シートの課題を解決する)
(ねらい) 自分の意見を言う、相手の意見を聞く、違いを認める。
<講師の先生の「まとめ」の内容>
みなさんが友人とうまくコミュニケーションをとりながら学校生活を送ることは容易ではありません。対人関係を円滑に築くためのコミュニケーションとは、自分の気持ちを伝えることと相手の気持ちを聞くことの両方がバランス良く行われている必要があります。自分の気持ちを伝えてばかりでも、相手の気持ちを聞いてばかりでも成立しません。大切なことは「相手の気持ちを考えて伝える」ことです。4月から高校生としての生活が始まりますが、違いを受け入れ、お互いの存在を認め合い、新たな友人づくりに今日のお話を生かしてもらえればと思います。 ・・・というまとめをしていただきました。
岡本峰淑先生、今日は本当にありがとうございました!