中2、保健講話を行いました。
2012.12.17
2年生を対象とした「保健講話」がメディアセンターで行われました。今回、講師として東海大学よりお招きした有沢孝治先生は東海大学教育研究所及び健康推進センターに所属され、「カウンセリング心理学」「社会心理学」「グループアプローチ」などを専門分野として研究されています。今日は、「仲間と絆をつくろう ~ コミュニケーションについて ~」というテーマで、これからの人生により必要とされる内容のお話をしていただきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。生徒たちはとても興味くて面白いお話に、あっという間の時間だったようです。
<保健講話の様子>
① 相手をイメージや思い込みで判断せず、実際に関わった上でどのような人かを理解することの大切さを学びました。逆に、人間はどうしても相手の事を外見で判断してしまうこともあるので、自分の身なりや姿勢には気をつける必要があるとの説明がありました。
みんなで印象実験のワークを行いました。 実験の結果に驚きが・・・。
② コミュニケーションには、「言葉」によるものの他に、言葉以外の表現(声のトーン、表情、視線、しぐさ、対人距離など)があり、言葉以外の表現こそがコミュニケーションを図る上で重要であるという説明がありました。
国や地域の文化によって多少の差はあるものの、二人の距離が80cm
くらいだと良いコミュニケーションがとりやすいとの説明でした。
③ 物事の受け止め方は人それぞれであり、一人ひとり独自の考え方や感じ方を持っているため、相手と自分の違いを認め、相手を理解することの大切さを教えていただきました。
みんなに同じ状況の説明をしても、感じ方がそれぞれ違うことを実験
を通して理解できました。
最後に有沢先生より、お互いに近づきすぎると苦痛になり、離れすぎるとさびしくなるので、丁度いい距離を保つ事を覚えて、今まで以上に仲間を大切にするクラスにしてくださいとお話がありました。