中2、保健講話「いのちのお話」を聞きました。
2016.03.18
今日は、2年生を対象にした保健講話がありました。講師は本校の高校養護教諭、若杉先生です。
最近はニュース等で「いのち」が粗末に扱われるような事件が多く報道されます。
「いのち」の大切さを再確認するためにも、今日の保健講話はそれぞれの心に響くものになったのではないでしょうか。
「いのち」の始まりを知るということで、生徒たちには0.1ミリの穴が開けられたハート型の色紙が配布されました。
この0.1ミリというのは、人間の命がお腹に宿ったときの大きさだそうです。生徒たちは明かりに透かしてその穴を確認して、あまりの小ささに驚きの声をあげていました。
講演会では、赤ちゃん人形テリー君も登場し、赤ちゃんがどのようにして産まれてくるのかがわかりやすく説明されました。
私たちが誕生するときには多くの人々の助けがあり、生まれてからは家族や共にいる人に世話をされ、愛情を注いでもらってきました。
だからこそ、今みんなは元気に成長できているということを先生は伝えてくれました。
生徒も、自分が生まれてくるまでの間どれだけ多くの人たちに応援してもらったのか、そして、生まれてからどれだけ愛されてきたのかということを実感できたことでしょう。
そして同時に、自分以外の他者の「いのち」の重さや大切さもしっかりと感じてくれたことと思います。
中学2年生という時期は、自分の「からだ」や「こころ」がどんどん変化しており、アンバランスな状態にある人もいると思います。
「いのち」がどれだけ大切なものなのかということを勉強した今、自分の「いのち」についてもう一度向き合い、自分を大切に思う心、そして、家族、友達、まわりの人を大切に思う心を育んでください。