Gyosei日記[中等部]

中2 保健講話を行いました。

2014.08.29

 2年生を対象とした「保健講話」がメディアセンターで行われました。今回、講師として東海大学よりお招きした有沢孝治先生は東海大学文学部心理・社会学科に所属され、「カウンセリング心理学」「社会心理学」「グループアプローチ」などを専門分野として研究されています。今日は、「仲間と絆をつくろう ~ コミュニケーションについて ~」というテーマで、これからの人生により必要とされる内容のお話をしていただきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。生徒たちはとても興味くて面白いお話に、あっという間の時間だったようです。

 

 <保健講話の様子>

①コミュニケーションには、「言葉」によるものの他に、言葉以外の表現(声のトーン、表情、視線、しぐさ、対人距離など)があり、言葉以外の表現こそがコミュニケーションを図る上で重要であるという説明がありました。

対人距離は実際に二人組を作って実験!35cmくらいからお互い近くなりすぎて照れてしまったり、笑ってしまったり。。

先生の話によると、国や地域の文化によって多少の差はあるものの、二人の距離が80~90cmくらいだと良いコミュニケーションがとりやすいとのことでした。

 

 

②生徒たちに白紙が配られ、それに、先生が指示されるものを描いていきます。

結果、見事に一つとして同じものはありませんでした!生徒たちはお互いに大笑い!

生徒たちの様子をご覧になっていた先生は、違いを互いに認め合う気持ちがみんなにはありますとおっしゃいました。

物事の受け止め方は人それぞれであり、一人ひとり独自の考え方や感じ方を持っているため、相手と自分の違いを認め、相手を理解することの大切さを教えていただきました。

 

 

最後に有沢先生より、お互いに近づきすぎると苦痛になり、離れすぎるとさびしくなるので、丁度いい距離を保つ事を覚えて、今まで以上に仲間を大切にするクラスにしてくださいとお話がありました。

  

 

 

 

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