中1美術、水墨画に挑戦!
2012.08.30
中1の美術では水墨画に挑戦しています。中国で9~10世紀に発達した水墨画が日本に伝わったのは、13~14世紀といわれています。中国禅僧(ぜんそう=禅宗のそうりょ)がもたらしたもので、初期は禅僧の肖像や、禅宗の始祖である達磨(だるま)の絵が主でした。日本水墨画の全盛期は室町時代で、足利家が禅宗を庇護(ひご=かばって守ること)したこともあり発達。雪舟などの画僧(がそう=絵を描くそうりょ)が出て、山水画(山や川のなどの風景画)が描かれるようになりました。今日はそんな水墨画の歴史や極意と空気遠近法などを使った表現方法を学習し、実際に下書きをしてみました。(最終的には風景画に俳句を加えて完成させます。)
<1年生美術の授業の様子>
先生より水墨画についての説明があり、見本もみせてもらいました。
先生から構図の取り方の見本とアドバイスをもらい、それらを参考にし
て描写を行っていました。あとで画に加える俳句は、自分で考えてもい
いし、引用してもよいことになっているそうです。どんな作品をつくるのか、
友達同士で相談しながら楽しそうに取り組んでいました。