中1 人権教育行事(CAP)を実施いたしました。
2011.10.29
2、3時限目を利用して、人権教育行事(CAP)を実施いたしました。
CAPとは、①「エンパワメント」 ②「人権意識」 ③「コミュニティ」の3つの柱を中心とした子どもへの暴力防止プログラムです。
今回は、「おおさかCAPエコール」様のご協力をいただいて実施いたしました。
授業の中では、日常生活の中にある暴力(家庭内暴力、虐待、痴漢など公共の場での暴力 等)について、生徒に発言を募り、具体例をあげて説明していました。生徒達も積極的に発言していました。次に暴力を受けると「安心」「自信」「自由」が奪われてしまう、などの人権に関する説明がありました。
そこで、実際に暴力にあったり、暴力を見たりしたときにどうするのか、寸劇(バス内での痴漢行為など)をいくつか行い、その反応や、どうしたらいいかの方策を生徒に考えさせていました。寸劇は静かに、真剣に見ており、対応として「No(いやですという)」「Go(逃げる)」「Tell(相談する)」などの例があげられると生徒からは「相談機関に電話する」などのいろいろな意見が出されました。そのほか瞬時に身を守る方法として、足をける、足の甲を踏む、口を押さえられた場合、小指から外してみる、等々の護身術も教えていただいて、声を大きくして叫ぶことも有効であることも学びました。
今日の授業を受けて、みなさんにも暴力を許さない社会をつくるために、自分と他者の人権の重さと大切さを感じてもらえればと思います。