Gyosei日記[中等部]

ディベートで議論を戦わせる!

2020.06.29

中等部3年C組の社会では、ディベートに取り組みました。社会の授業内で参政権について学習し、政治に参加するための第一歩として、身の回りのことや社会の情勢に対し、興味関心を持ってもらいたいと考え、今回のディベートが実施されました。

ディベートとは論題に対して、自分の意見に関係なく肯定側・否定側にわかれ議論をし、その勝敗を聞き手側がジャッジするものです。

今日の論題は「学校は9月入学にすべきである。」です。新型コロナウィルス感染症の拡大によって休校になっていた間にさまざまなところで議論されていたテーマです。限られた時間の中で論拠とする資料を集め、作戦を考えディベートがスタートしました。

序盤は肯定側がデータに基づき、9月入学のメリットを主張し優勢にでますが、その後の反論で否定側がデメリットの面をつき反撃をします。お互いに班のメンバーで集めたデータや資料を使いながら、言葉による熱い戦いをしていました。最終弁論でお互いに自分たちの主張をまとめ、結果は聞き手側のジャッジに委ねられました。

一人25点でそれぞれの班を採点した結果、511対507の僅差で肯定側の勝利でした!お互いにチームで意見を出し合い、良い試合ができたと思います。ディベートを行うことで、物事を調査することやさまざまな立場での意見を構成することができるようになり、社会で通用する力がつくと言われています。生徒たちからは「もう1回やって勝ちたい!」とか「次はこうしたい!」など前向きな意見が多く出ており、よい経験になったのではないかと思います。多角的な視点を持ち、より深い考えが持てるようになってくれたら嬉しいです。

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