「東海大学建学記念式典」を行いました。
2024.10.24
本日、6時限目に東海大学建学記念式典を行いました。今年で東海大学は1942年に創立し82周年、仰星高校は1983年創立し42周年、仰星中等部は1996年創立29周年を迎えました。式典に先立ち校長先生より、「既にご存じと思いますが、先月9月8日に学園の総長を務めておられた松前達郎先生がご逝去されました。」との報告があり、哀悼の意を表して黙祷を行いました。その後、松前達郎先生の生い立ちやご活躍についての紹介があり、これまで築き上げた東海大学の歴史や規模のほか、学園の特色などについて紹介がありました。その後、仰星高校・中等部の開校当時のお話や本校の中庭にある「星を仰ぐ青年の像」についての説明がありました。東海大学の創設者の松前重義先生が仰星高校を創設した時、「像は私の理想であり、願いでもあります。仰星高校の生徒にはその理想に向かっていただきたいのです。関西の一つの高校というちっぽけな考えで仰星高校を創設したのではありません。全国に拡がる東海大学の一環として、この環境からたくましい青年が数多く育ち、世界人類のために貢献してもらいたいのであります。」と語ったそうです。今後もその理想に向かって、頑張ってもらいたいという内容のお話をいただきました。
「星を仰ぐ青年の像」は、元東京芸術大学の名誉教授を務められ、また元東海大学建築工学科で講師として教鞭をとられた戦後日本を代表する彫刻家である船越保武さんの作品です。青年が正しい思想を持ち、強靭な体躯を有し、学問にはげみ、大きな希望を持って前進する姿そのものを表現しています。制作後に「空に気持ちが吸いあがるような余韻のある像を作りたいと思ってポーズには大変苦心しました。」と感想を述べられたそうです。なお、この像は、東海大学湘南校舎と本校と2体しか設置されておりません。