中3、保健講話を行いました。
2013.02.27
3年生では特別授業の時間を利用して「保健講話」を行いました。講師の先生は豊中市教育センターに所属されており、現在、教育相談員やスクールカウンセラーとして活躍されている岡本峰淑先生に来校していただきました。(以前は東海大学でもカウンセラー、講師として勤務されていました。)
2年生の時の保健講話では「仲間と絆をつくろう ~ コミュニケーションについて ~」というテーマで、話を聞く姿勢やお互いの距離間などのコミュニケーションを上手に行うための基本的な内容を学びました。そして、今回はさらに対人関係を円滑に築くために、「認め合う体験をしよう」というテーマで6人程度のグループを作り、ルールに従ってグループ・エンカウンター(心の交流・自分や相手を大切にした話し合い)を行いました。今日は活発に意見交換をしているグループワークの様子をお伝えします。
<講師の先生の紹介と今日のルールの説明の様子>
<ワーク①の様子 「自己紹介でつながろう」>
(ねらい) 自分を知ってもらう、相手に興味を示す。
<ワーク②の様子 「私のイメージ、あなたのイメージ」>
(ねらい) 自分を知ってもらう、相手に興味を示す、違いを認める。
<ワーク③の様子 「無人島に漂流したら」> (シートの課題を解決する)
(ねらい) 自分の意見を言う、相手の意見を聞く、違いを認める。
<講師の先生の「まとめ」の様子>
<岡本先生のまとめの内容>
①今日のグループワークでは主に、自分の意見を言うこと、相手の話を聞く
こと、違いを認めることに焦点をあてながら話し合ってもらいました。
この3つうちどれか1つ欠けても望ましいコミュニケーションとはなりません。
社会にでても同じことが言えます。
②コミュニケーションをはかる上で最も大切なことは、最初に示したルー
ル(話している人を見る、傷つける発言をしない)を守ることです。
4月から高校生としての生活が始まりますが、違いを受け入れ、お互いの
存在を認め合い、新たな友人づくりに今日のお話を生かしてもらえればと
思います。 ・・・というまとめをしていただきました。
岡本峰淑先生、今日は本当にありがとうございました!