GYOSEI日記[中等部]

　３年生は総合学習の授業の中で、SDGｓ実現プログラム（課題解決プログラム）に取り組んでいます。２年生の時は枚方市駅周辺の商業施設などをまわり、さらに魅力ある街づくりを提案するためのインタビューを行ってきました。３年生になってからはビジネスやマーケティングなども学び、星河祭（文化祭）では、来場者を対象としたアンケート収集も実施しました。また、これまで研修旅行で訪れた、三保（静岡）、富山、ハワイの特徴も参考にして、新たな街づくりを考えてきました。そして本日、各班が枚方市に提案するSDGｓ実現可能プログラムの発表会がありました。コロナ禍で使用したアクリル板の再利用方法や枚方五・六市の活性化、企業とコラボして発展できることなどが発表され、お互いを評価し合いました。

　この総合学習を通じて、「枚方」でしかできないことや「枚方」だからできることなど、他とは違うところに少しずつ着目できたり、物事を前に進めるには改善だけでなく、良いところをさらに伸ばすことも考えることができるようになってきたと感じました。また、プレゼンテーションもこのような発表を繰り返すたびに、顔を上げながら堂々と話せるようになってきました。高校進学後は「探究学習」に変わり、さらにステップアップしていきますが、調べたことに対して常に「なぜ？」という疑問を持って今後も学びを深めてもらいたいと思います。