2015年に国連で採択されたSDGs。
仰星に関わる「チーム」全員で、
その達成のために学習しています。
中等部 Junior High School
1年生SDGsを知る
SDGsカードゲーム
SDGsカードゲームを通して、より良い世界・国・地域をつくるためには経済・環境・社会のバランスを考慮する必要性があることを学びます。2年生からの発展的学習に備えて知見を広げるための取り組みです。
淡路島フィールドワーク
課題解決プログラムを進める上で必要なSDGsに関する知識を、フィールドワークを通して習得する活動です。淡路島の研修施設「タネノチカラ」で土の循環についての講義を受け、持続可能な農業について学びます。また、実際に農家の方に教わりながら農業体験を行い、自然循環の仕組みを五感で感じます。
2年生SDGsを身近な問題として
捉える
枚方フィールドワーク・
ポスター発表会
SDGs達成を目指した枚方のまちづくりを研究します。地域の企業や団体の協力を得て枚方フィールドワークを実施し、枚方のまちの魅力や課題についてインタビューを行います。さらに、収集した情報を整理・分析し、ポスター発表会を開催。枚方をより良いまちにするための課題解決アイデアを発表し、関わった皆さまに審査・講評をいただきます。多くの方と意見交換を行うことで、SDGsを自分ごととして捉える貴重な機会となっています。
3年生SDGs実現に向けた
行動変容へと繋げる
SDGs課題解決アイデアの実現
2年生で行った枚方フィールドワークの発表をもとに、課題解決アイデアの実現を目指します。過去には「アースバックハウスを広めて地球温暖化を止めよう」や「ランドセルと学用品を世界に~質の高い教育をみんなに~」等のアイデアを実現させました。グループワークではリーダーが中心となってメンバーの役割を整理し、連携を取りながら実現へ向けて行動します。今後は活動の場を校内のみならず、地域に広げて地元の方々と協働していくことを目指しています。
高等部 Senior High School
1年生身近な課題を知る
基礎探究とSDGs
基礎探究では自分の興味・関心について深く考察し、探究学習に必要なスキルを学びます。その過程の中でSDGsの視点を意識し、これまで気づかなかった日常のあらゆる課題に目を向けて学びを深めていきます。探究学習を楽しみながら、SDGsを自分ごととして捉え、地球市民として国際社会で貢献できる人材になる素養を身に付けます。また全体の活動を通して、問いを立てる力、情報を収集・分析する力、まとめ・表現する力、考えを深堀りする力などを養っていくことをめざしていきます。
1・2
年生SDGsを自分ごととして
考える
高校現代文明論とSDGs
高校現代文明論は、東海大学創設者 松前重義博士の建学の理念である「調和のとれた文明社会を構築しうる人材の育成」を目的とした教育実践で、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すSDGsの理念に重なります。この理念に基づき、東海大学教養学部 岩本泰教授による「SDGs講演会」を高校1年生の春・高校2年生の秋の2回にわたって受講。講演会では「今、何をなすべきか」の問いをもとに、世界の諸問題の現状について学びます。2024年度からは新入生オリエンテーションにおいて(株)JTBの協力のもと「SDGsカードゲーム」を高校1年生全員で行います。現代社会が抱える課題を「自分ごと」として捉えることが目的です。さらに、SDGs委員会「GAfSS (Gyosei’s Action for Sustainable Society)」の活動を通じて、自分たちの身近なところから17のGOAL達成を目指す取り組みも行っています。
1・2
年生SDGsの取り組みを
体感する
「つながれば・はじまる!」研修旅行
「高校現代文明論」における「今、何をなすべきか」の問いかけやSDGsの観点から世界の諸問題について考える上で、「研修旅行」も一つのフィールドとなります。研修旅行は、本校のスクールポリシー「グローカルな視野を持った人物の育成」を視野に、旅の目的と行き先を研修旅行委員の生徒たちを中心に考案し、学年生徒の投票によって決定します。そして「つながれば・はじまる!」をキーワードに(株)JTBとのコラボレーションで事前学習を実施。旅行先への理解を深め、訪れた現地のSDGsへの先進的な取り組みを体感します。「どこか遠くの世界の問題」を「自分ごと」と捉え、行動変容に「つながる」きっかけとなることを目指します。
全学年GOALの達成に向けて
行動する
地元枚方のための小さな一歩
「天の川クリーンリバー」
世界の諸問題から身近なところへと視点を移し、SDGs達成につながる「小さな一歩」の活動として、「天の川クリーンリバー」に取り組んでいます。市内の高校生や地元商店街「天の川再生実行委員会」の皆さんと共に天野川の再生清掃を行なっており、本校からも多数の生徒が毎年参加しています。ごみを集めるだけでなく、回収したごみの調査を行い河川におけるごみの状況を把握することで、使い捨てプラスチックの削減にも取り組んでいます。地元枚方の美観向上や海洋プラスチック問題の解決改善のため、ポイ捨てをしない・させない環境づくりに取り組んでいます。