見えるチカラも、見えないチカラも
将来、豊かな人生を送れるように、
生徒一人ひとりが成長できる教育を行っています。

大阪仰星高等学校中等部・高等学校 校長
塚野 直樹
<本校の教育理念>
本校は「建学の精神」に基づき,これからの多様で変化の激しい社会にあって、 いかに社会が変化しようと必要なバランスの取れた資質・能力をはぐくむ教育を行う。
<育てたい生徒像>
・持続可能な社会の実現に向けて自主的に行動できる人物
・ローカルかつグローバルな視野に基づいて行動できる人物
・身につけた知識・技能を応用し課題発見・解決に繋げられる人物
・他者の多様性を受容し協働できる人物
本校は1983年に創立して以来、東海大学の付属校として、建学の精神に基づき「高いレベルの文武両道」の体現を目指してきました。本校における文武両道とは、学業と「何か自分が打ち込めるもの」との両立を指します。それはもちろんクラブ活動であっても、生徒会や委員会、探究活動であっても構いません。本校の学校生活にはそのきっかけがあちこちにちりばめられています。「自分が自分らしく輝ける場所」を見つけて、文と武に等しく高い優先順位で取り組み、今しか経験できない、充実した学校生活を送ってもらいたいと思っています。
東海大学の創立者・松前重義博士は、大学の前身である「望星学塾」に、人生の指針として次の4つの言葉を掲げました。
若き日に 汝の思想を培え
若き日に 汝の体躯を養え
若き日に 汝の智能を磨け
若き日に 汝の希望を星につなげ
この「建学の精神」のもと、豊かな人間性を持った人材を育てることが学園の教育の柱となっています。
また、東海大学は23学部62学科・専攻を擁する日本有数の総合大学であり、本校はその付属校として、スケールメリットと人的交流を最大限に生かし、ESD/SDGs教育、探究活動、グローバル教育、キャリア教育など、充実した活動を行っており、こうした取り組みが地域社会からも高い評価と信頼をいただいております。 今日のVUCA(変動性:Volatility, 不確実性:Uncertainty, 複雑性:Complexity, 曖昧性:Ambiguity)の世の中において、私たちには急速に変化する環境に適応し、予測不可能な状況に対処する能力が求められています。このような時代には、学力などの「見えるチカラ」を伸ばすだけでなく、柔軟な思考と多様なスキルセットが重要です。特に、問題解決能力やクリティカルシンキング、コミュニケーション能力など様々な「見えないチカラ」を向上させることが不可欠です。本校では、そのために必要な資質・能力を「チーム仰星10のチカラ(TG10Cs:Team Gyosei 10 Competencies)」として定義し、授業、学校行事、課外活動などを通じて身につけることができるような立体的な教育を実践しています。

